2017 4Q 割とよく聴いたもの

■アルバム
Iglooghost / Neō Wax Bloom
東京塩麹 / Factory
Kuenta I Tambu / Rais
Future & Young Thug / SUPER SLIMEY
Omar Souleyman  / To Syria, With Love (Remixes)
堀込泰行 / GOOD VIBRATIONS
KURUPT FM / Kurupt FM Present The Lost Tape
Zed Bias / Different Response
キヲク座 / 遊山
 
 
■曲
TRUETRUE / Apollo and Dionysus
Major Lazor / Lean On (feat. MØ & DJ Snake) - Demo Version
Jaden Smith / U
Kris Wu / Deserve feat. Travis Scott (Lido Remix)
Twice / LIKEY
Maurice Moore / Everything That Shines Ain't Gold - Part One and Two
宇多田ヒカル / あなた
 
 
■mix
Yaeji Boiler Room New York DJ Set
 
 
■旧譜
VA / Hidden Figures OST

2017 3Q 割とよく聴いたもの

■アルバム
Calvin Harris / Funk Wav Bounces Vol.1
けもの / めたもるシティ
XXXTENTACION / 17
LOCO / Summer Go Loco
Vince Staples / Big Fish Theory
 
 
■曲
ものんくる / ここにしかないって言って
Negicco / 愛は光
millic feat. Fanxy Child / Paradise
chelmico / Highlight
Hangzoo, Zion.T, DEAN / bestdriverZ
Diplo & Pritam / PHURRR
Knock / Open Up
フィロソフィーのダンス / アイムアフタータイム
赤い公園 / 最後の花
Dua Lipa / New Rules
Frank Ocean / Provider
 
 
■mix
ORIGINAL DODGER classic UKG set at #SmirnoffHouse, Lovebox
 
 
■旧譜
RIP SLYME / JOINT(SONPUB REMIX)
The Jon Spencer Blues Explosion / Bellbottoms

2017 2Q 割とよく聴いたもの

■アルバム
ゆるふわギャング / Mars Ice House
Ronald Bruner, Jr. / Triumph
VA / The Get Down Part II OST
tofubeats / FANTASY CLUB
LOCO / BLEACHED
Sik-K / H.A.L.F (Have.A.Little.Fun)
Smino / blkswn
さよひめぼう / 卡拉OK♫スターダスト東風
JAZZ DOMMUNISTERS / Cupid & Bataille, Dirty Microphone
Okapi & Aldo's Kapi's Orchestra / Pardonne-moi, Olivier! 16 oiseaux pour Olivier Messiaen
 
 
■曲
SALU / 夜に失くす feat. ゆるふわギャング
VIXX / Shangri-La
Kraftwerk / Geiger Counter / Radioactivity - 3-D
Mondo Grosso / ラビリンス
環ROY / exchange//everything
Cornelius / あなたがいるなら
SUMMIT / Theme Song
SURAN(수란) / 1+1=0 (Feat. DEAN)
Higher Brothers ft. Keith Ape / WeChat
DEAN / love (ft. Syd)
Everything Is Recorded / Close But Not Quite feat. Sampha
Cashmere Cat / 9 (After Coachella) ft. MØ, SOPHIE
DJ Arafat feat. Ariel Sheney / C'est pour les poto
Roman GianArthur / No Surprises (feat. Janelle Monáe)
徳利 / ますか
NekuraDial vs kissmenerdygirl / PNTのロンリー・ガール feat. intend*
 
 
■旧譜
Jain / Zanaka
Machina Ft. Polycat / อะไรนะ (Hello)
浜崎あゆみ / Boys & Girls (Inskadisco mix)
VA / PROIBIDAO C.V Forbidden Gang Funk From Rio De Janeiro
高見知佳 / 怒涛の恋愛

2017 1Q 割とよく聴いたもの

元々2年くらい前から、日銀短観みたいな感じで四半期ごとのレポーティングをまとめられないかと思っていた。というのも、月間ではあまりに短期すぎて更新が大変な一方、年間ではあまりにも遅い。上半期下半期だと既視感アリアリだし…ということで間を取って四半期と設定した。日銀短観を引き合いに出したが、マーケティング的に何かトレンドを読み取ってやろうなどという意図はない、少なくとも今のところは。
 
で、結局去年(2017年)も出来ずじまいだったのだが、2017年年間ベストをまとめるついでに、spotifytumblriTunesなどのログをベースにまとめてみた。新譜・旧譜の区分は雑なので、あしからず。
 
 
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■アルバム
Sampha / Process
Childish Gambino / Awaken, My Love!
Chris McClenney / Portrait in Two
Syd / Fin
Migos / Culture
London Elektricity Big Band / Live in the Park
 
 
■曲
冨田ラボ / Radio体操ガール
Jazztronik / Resolver Private Edits Long ver.
Creepy Nuts / 未来予想図
電気グルーヴ / 人間大統領
Lido / Crazy (Brasstracks Remix)
Arrival OST / Kangaru
MarcLo / Swngn
Bohan Phoenix / JALA 加辣
La La Land OST / Someone in the Crowd
Crayon × Gracy Hopkins / Ocean 7, Pt. 2
大橋トリオ / 摩天楼バタフライ
リリカルネッサンス / TheCut(uzk"nofield funk"Remix)
 
 
■旧譜
DIEGO SCHISSI QUINTETO / Timba
Nucleya / Raja Baja
Sly & The Family Stone / Live at the Fillmore East October 4th & 5th 1968
Aeroplane / In Flight Entertainment
新沼謙治 / 月と王子 (とレオパルドンMIX)

2015年 割とよく聴いたもの

タイトルは誤植じゃないです。(約1年ぶり2度目)
2014年のはこちらで。
 
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■良く聴いたアルバム
 
New Eyes / Clean Bandit
作業用BGMで無限ループさせてたので一番良く聴いた。「ケンブリッジ大学で出会い、弦楽器をフィーチャー〜」と聞いてBondとか2CELLOSとかあそこらへんのクラシカルクロスオーバー勢を思い起こしたけど、その期待は良い意味で裏切られた。UKブレイクス系の音作りで、結構低音も効いていてダンスミュージックファンも納得という出来。
 
 
Yellow Tape 3 / KOHH
世界的ヒットの「It G Ma」や数々のビートジャック、後半の国内ラッパーとのフィーチャリング仕事など、曲数が多いだけでなく聴きどころも非常に多い1枚。国内外の壁を取っ払ってしまう自由さが気持ち良い。
 
 
 
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■良く聴いた曲
 
For Free? (Interlude) / Kendrick Lamar
to pimp a butterfly全編だと重く感じてしまうものの、この曲は単品で良く聴いた。
 
 
Sunday Candy / Donnie Trumpet & the Social Experiment
Chance the Rapperが所属するthe Social Experimentの多幸感に満ち満ちた一曲。フロウから途中のjukeみたいなパートからコーラスから全部素晴らしい。
 
 
Heaven Only Knows (Ft. Chance The Rapper, Lido & Eryn Allen Kane) / Towkio
で、同じくChance the Rapperのシカゴ人脈つながりでTowkioのmixtapeから。Lido節が炸裂したフューチャーベースながら、bpm早めでドラムンベース〜nightcoreまで視野に入っていて格好いい。昨年のケンドリック×Fly-LoのNever Catch Meとテーマがちょっと被ってしまったのが勿体無いけど、それを差っ引いてもあまりある名曲。mixtapeはいまだにフリーDL可能。(「.wav theory」という名前の割にmp3配信で192kbpsというのがツラい、、、)
 
 
Nite Wine Ft. Mark Johns / Y2K
nightcoreでもう1曲。Y2Kが自身のWhite Wineという曲をnightcore化した曲。nightcoreの発祥に関してはこちらが詳しいのだけれど、近年のベースミュージックムーブメント後に人気が再燃。最近は「nitecore」とか「NXC」などのタグがつけられる形で進化しており、フューチャーベースの高速化や、ハッピーハードコア再評価などと結びついて現在進行形で盛り上がっている。
 
 
Whistle (Wiwek Remix) / Katy Tiz
Diploの懐刀ことWiwekのリミックス。Jungle Terrorムーブメントを牽引する同氏の楽曲の中でもこの曲が一番グッと来た。これもnightcore人気再燃と近い文脈だと思われるがやはり高速ベースミュージックなのが最高。
 
 
あったらいいなJAPAN(Masayoshi Iimori From TREKKIE TRAX Mix) / ナマコプリ
音ゲーMAD制作のバックグラウンドを持ち、一方でリズムの訛りを鮮やかに取り入れていくMasayoshi Iimoriのリミックス。ジャンル名「Kawaii Kuduro Core」がヤバい。
 
 
Slim Trak / DJ Paypal
Twitter上のやりとりから爆乳三国志を知り、サンプリングしてリリースしてしまったDJ Paypalの名曲。単純にトライバル系のjukeとしてかっこいい。
 
 
Suga Suga (Point Point remix) / Baby Bash
チカーノラップの雄、Baby Bashのヒット曲をフランスのユニットPoint Pointがchill trap風にリミックスしたもの。倍テンポパートや生音の使い方が上手い。Suga Sugaは2015年にハウス風のカバーもされている。
 
 
Awake (Ametsub remix) / Tycho
キラキラエレクトロニカとjukeの折衷感がいい塩梅。
 
 
STAKEHOLDER / tofubeats
PV年間ベストのうちの1つ。「揺らぐほど〜」からのパートの映像と音の同期/非同期の具合は何度見てもゾクゾクする。
 
 
Cold Stares ft. Chance The Rapper + The O’My's / Nosaj Thing
もう1つのベストPVにしてベストメディアアート。動画の公開後一昼夜で多分50回くらい見た。身体のグリッチ感やカメラの切り替え、2テイクの切り替えなど仕組みが分かっていてもやっぱり唸ってしまう。 
 
 
ないものねだりのI Want You / 安藤裕子
ないものねだりのI Want You

ないものねだりのI Want You

松本隆トリビュートから、C-C-Bのカバー。当時はラップとして消化しきれてなかったヴァースを安藤裕子の歌唱法で補っていてかっこいい。

 
 
光あれ / 冨田ラボ feat. Emi Meyer
光あれ

光あれ

坂本真綾トリビュートから。菅野よう子の原曲を冨田ラボがアレンジということで益々コードどうなってるの感。3拍子+5拍子のパートなどはより軽やかに。

 
 
Crazy In Love (2014 Remix) / Beyoncé
Crazy In Love

Crazy In Love

  • Beyoncé
  • サウンドトラック

 映画「Fifty Shades of Grey」向けに再録されたビヨンセのヒット曲。アレンジ1つでここまで変わるかと感心。プロデュースはビヨンセの近作や、Run the Jewels、FKA twigsなどを担当しているBoots。

 
 
Breathing Underwater / Hiatus Kaiyote
JTNC文脈で一気に有名になったような。リズムの訛りとシンセリフ一発でもう最高という感じ。
 
 
Never Forget You / Zara Larsson, MNEK
若干21歳にしてシンガーソングライター&トラックメーカーまでこなす完璧超人MNEKのスウェーデン出身の歌姫Zara Larssonをフィーチャーした一曲。Beats1で聴きまくった。
 
 
Tong Poo / 矢野顕子(Prod. by Seiho)
矢野顕子女史の声といい、Seihoのジャージークラブにもdowntempoにも寄り過ぎないトラックといい文句のつけようのない一曲。数多ある東風アレンジで一番好き。
 
 
B Who I Want 2 B feat. HATSUNE MIKU / 安室奈美恵
PC MUSICのSOPHIEプロデュースの割に盛り上がり切ってるのは安室サイドのディレクションなのだろうか。Mitchie Mの調教度合いに普通に驚いた。
 
 
I Really Like You / Carly Rae Jepsen
4コードの循環、サビは中1レベルの英単語だけなのに、それでいて耳に残る。こういう曲がたまに出てくるからポップスは聴いてて飽きない。
 
 
長く短い祭 / 椎名林檎
2015年年初に出たSMAP提供曲「華麗なる逆襲」と同様に編曲に村田陽一を迎えたアレンジの効いた一曲。安直にディスコ歌謡するのではなく、徐々に後半に向けて4つ打ちになる感じが良い。
 
 
椎名林檎つながりでもう一曲。2014年リリースだけど聴きまくった。小林武史アレンジで完全に往年のミスチルがフラッシュバックされる。
 
 
Running Behind / HOLYCHILD
Apple WatchのCMソング。HOLYCHILDもそうだけれど、2015年はベースミュージック通過後と思われる、明らかにtrapやjukeなどの影響を受けたボーカル入りのインディポップが結構みられた。
 
 
CMソングでもう一曲。東方ソングに似てるとの指摘もなされていて作曲者に関しては調べてみたけど、結局誰なのか分からなかった。
 
 
Watch Me / banvox
これもCMつながり。Summerとの繋がりを意識した曲でありつつ、ちゃんとトレンドを取り入れていて鮮やか。CMソングで初めてbed squeak(キコキコ音)をお茶の間に鳴らしたのではないか。
 
 
Pon De Beach(M@STER VERSION) / 我那覇響
WOW WAR TONIGHT」以来のJ-POPにおけるドラムン歌謡の名曲。際立ったベースラインや中盤のアーメンブレイクなどドラムンリスナーへの目配せもありつつ、コール&レスポンスや各所の小技アレンジなどアイドル歌謡としても抜群の出来。
 
 
綿めぐみ / 災難だわ
平成生まれのクリエイターチームTokyo Recordings所属の脱力系シンガー。これも2014年リリースとのことだったが、2015年結構聴いた。
 
 
LUV PANDEMIC / TOWA TEI
アルバム「CUTE」は年の後半に聴いたので、あまり聴き込めていないものの、久々にクリティカルヒットした。細野晴臣のワンポイント使いなど贅沢なゲスト起用が全部適材適所でハマっている。売り文句にもあったけど、完全にグループサウンズ昭和歌謡でついついサビを口ずさんでしまう。
 
 
Dumb Dumb / Red Velvet 
2015年のKポップはレッベル一択。ネタ元がDisclosureあたりに寄っていくものが多い中、色々試行錯誤していてアルバム全体でも良かった。
 
 
 
Butter Sugar Cream (feat. tsvaci)
初めて聴いたのは2014年のチャネルのイベントだったと記憶しているが、完全にサビを覚えていてやっぱしメロディメーカーとしてもすごいなあと唸った記憶。
 
 
Dance On Me / GoldLink
ダンスミュージックのアーティストは多かれ少なかれ、どれだけトレンドと距離を保つかというのが至上命題になるはずだけど、これは絶妙だった。ジャージークラブ通過後のボルチモア感が良い。
 
 
Weight In Gold / Gallant
この曲を聴いてネオソウルブームを理解したような。
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2016年のやつは早めにやるつもり。

Twitterの検索結果をRSSで取得するメモ

私的メモ。ご自由に使ってもらって問題ないですが、自己責任でお願いします。ノンプログラマーやコードをいちいち書くのが面倒な人向け。 

 

ちなみに自分はこのやり方でsoundcloudをdigってます。「日本語かつ5fav or 5RT以上の”soundcloud”を含む投稿」でRSSに流し込むと大体週700件くらいなので、20〜30分くらいかけて週一ザクっとdigると。(昔はremime.meやらcrowsnestやら便利サービスがあったのですが、最近めっきり見ないし、Nuzzelは微妙なのでこのやり方でやってます、、、) 

 

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事前に用意するもの:Twitterアカウント、Googleアカウント(どちらも捨てアカでOK)

 

 

1. Twitterにログインした状態で、こちらから「ウイジェットの作成と管理画面」へ

 

 

2. 「ウイジェットの作成と管理画面」で画面右上の「新規作成」ボタンを押し、ウィジェットの作成画面へ。

 

 

3. ウィジェットの作成画面内で、「検索」タブを押し「検索クエリ」の箇所に検索条件を記入。こんな画面のはず。

検索条件はこちらを参照。検索結果のプレビューは同画面内に表示されるのでここを見ながらクエリを調整。
 
※ここを工夫すると、簡易クローラーとして利用可能。
---------
例)soundcloudのリンクを含んでいる日本語の投稿を取得する場合
  →【 soundcloud.com lang:ja 】
 
例)日本語かつ5fav or 5RT以上の”soundcloud”を含む投稿を取得する場合
  →【 min_faves:5 OR min_retweets:5 soundcloud lang:ja 】
---------
 
 
4.「ウィジェットを作成」ボタンを押してウィジェットをつくる。
ウィジェット編集画面のURL「https://twitter.com/settings/widgets/1234/edit」の1234の部分がウィジェットのIDなので、控える。(実際はそこそこ長い数字の文字列)
 
 
5. こちらのページに遷移。ページ内「1.Open the Twitter RSS Script〜」のリンク先のGoogle Scriptに更に遷移。
 
 
6. Google Script内で「Run(実行)」タブ内の「Twitter_RSS」をクリック。すると色々表示が出るので下記の通り対応。
 
「Authorization required(承認が必要です)」→Continue(続行)
「Copy of Twitter RSS Generator by ctrlq.org would like to:」→Allow(許可)
 
 
7. 同じくGoogle Script内で「Publish(公開)」タブ内の「Deplay as web app(ウェブアプリケーションとして導入)」で一番下の「Who has access to the app:(アプリケーションにアクセスできるユーザー)」を「Anyone, even anoymous(全員(匿名ユーザーも含む))」を選択して導入
→URLが生成されるのでメモ。「https://script.google.com/macros/s/abcd/exec」みたいなURLになる (abcdのところがもうちょい長い文字列)
 
 
8. 7でメモしたURLに4で控えたウィジェットのIDを追記してURL先に遷移
 
 
9. RSSを吐き出しているので、あとは煮るなり焼くなり
 
 
※あまりたくさんRSSに流し込むと本文が表示されないなどの謎の不具合が発生したので、そこのところは要注意。

2014年割とよく聴いた曲

タイトルは誤植じゃないです。

今年(2015年)の年初に書き途中で、2月〜3月あたりには8〜9割書けてたものの、放置していたら1年経ってしまった、、、ということで供養も兼ねて。


もぐらたたきのような人 / 町あかり
2013年からブレイクしていたみたいだけれど、不勉強ながらhsgnさんのvimeo経由で認知。昭和歌謡と言われるとやや疑問符が付くものの、そこがまた味があって良い。tofubeatsと組んで往年の筒美京平のようなディスコ歌謡を作って欲しいところ。


Mogura Tataki No You Na Hito - Machi Akari Official Music Video (もぐらたたきのような人PV 町あかり) from Jason Ho on Vimeo.


Space Ox〜Peking Duck (Eye Edit)〜Miss You Jack/18 Triads / David Kanaga
これも2013年から火が付いていたようだが、2014年に聴きまくった。OPNの主催するSoftwareレーベルからのリリースでインディゲーム「DYAD」のサントラというものの、内容はSeapunk中心のダンス〜エレクトロニカといったところか。絶対適当に弾いただろうというヨレヨレのシンセリフが間断なく降ってきて最高。このアルバムは曲間の切れ目がないのだが、この3曲は1ファイルにわざわざまとめて聴きまくった。PVは点滅注意。


Never Catch Me ft. Kendrick Lamar / Flying Lotus
Hiro Muraiの手がけたPVは年間ベストかも。juke/footworkパートでリンディホップを踊りだすところは何回見てもゾクゾクする。音源に関しては、毎回ピンと来ていないアルバムは今回も同様。JTNCブームもイマイチピンと来ない。(これはDisでも何でもなく、ロックリスナーがジャズを「再発見」して盛り上がっているように個人的には思える)ライブは格好いいのに、というかもっとラップしてほしい。


Somos Sur (feat Shadia Mansour) / Ana Tijoux
チリ人歌手・ラッパーのAna Tijouxのアルバムより。アルバム単位でも結構聴いたような気がするが、特に耳に残っているのはコレ。ヴァースからフック前の倍テンパート、更にフックのオリエンタルな響きが格好良く、ジプシー系の音源と混ぜても合いそう。


そして寝る間もなくソリチュード / Tomato’n Pine
agehaspringsやジェーン・スー女史は以前から知っていたものの、積ん読ならぬ、積ん聴状態だったトマパイ、2周遅れくらいで2014年年明けに聴いたらぶっ飛び、特に聴いたのがコレ。テクノポップ風味〜ギターポップ〜メタルへの歌詞も含めた移行が素晴らしい。勝手に自分が呼ぶところの「サイバービアンポップ」、つまり電脳郊外のサバービアンポップというところでの屈指の名曲。

そして寝る間もなくソリチュード (SNS)

そして寝る間もなくソリチュード (SNS)

  • Tomato n' Pine
  • J-Pop
  • ¥250


ぴくしぶおんど / 虹のコンキスタドール
Twitterより転載)打ち込み全開の和風テイストと8bitアレンジが利いたドラムン歌謡。とにかくベースラインの動きが気持ち良い。また、ポストヒャダイン的とも言うべき目まぐるしく変化するアレンジの中には小技が映えまくっていて、特に2番の和太鼓〜ガバキック〜フューチャーベースの転換は見事。プロデュースの三毛猫ホームレスのバックグラウンドが楽曲に良く表れていて既存のアイドルポップスとは一線を画しているのではないかと。


森高千里 / 夜の煙突
たまたま御茶ノ水のジャニス店内で聴いて、あまりにリフが耳に残りすぎて気になって調べたら、森高ファンには基礎教養とも言えるような名曲だったと知る。カーネーションの直枝政太郎氏が手がけた、全文でも1ツイートに納まる歌詞。およびABを行ったり来たりするミニマルな構造でもここまで盛り上がれるのがロックンロールの本来の良さなのではないか。森高千里公式チャンネルで公開されている98年ライブ版が最高。


tofubeats / candyland ft. LIZ
おそらく世界中の同世代で2000人くらいがやろうと思っていたSEB系のユーロビート×ベースミュージックを、素晴らしいクオリティで仕上げた一曲。


ちゅうとはんぱはやめて(tomggg remix) / 禁断の多数決
何を聴いても似た音源がなっていて、かつ何れもが違っておりキラキラしてグルーヴしているという点で、2014年のtomgggは往年のレイ・ハラカミを意識させるものがあった。jersey clubを意識しつつも微妙にずらした拍打ち、2番のヴァースのhiphop系トラックメイカーには真似しがたいアレンジなど、ポップスとしてのクオリティが際立つ1曲。


Used 2 Want U / Grumby
結局半年くらいsoundcloudに張り付いていて分かったのは、jukeでもdowntempoでもjersey clubでも何でもあまりにジャンルを意識した楽曲だと曲単位ではほとんど印象に残らないということであった。


Mars (94-14) / テイ・トウワ
本人によるセルフカバー。2stepだった原曲の歯切れの良さは残しつつ、downtempoを意識したハーフテンポアレンジとなっている。(というか視聴ないのが勿体無い…)


Chimes (Gammer Re-Edit) / Hudson Mohawke
2013年のあきねっと、2014年の東京、そしてHHR(Happy Hard Rave)で完全にハピコア熱が戻ってきて、トドメとなったのがWeekend Ravers V.8であった。GammerはWeekend Raversの告知か何かで認知したが、彼のYouTubeでのmixを見るなり素晴らしいタンテ裁きに魅了され、その後一週間は色々な彼のmixを聴き漁ったと記憶している。で、そんな彼がハドソン・モホークのChimes(というよりAppleのコマソンと記した方が分かりやすいか)をremixしたのがこれ。

Chimes (Gammer Re-Edit)

Chimes (Gammer Re-Edit)


Khartoum خرطوم / Débruit & Alsarah
フランスのトラックメイカーDebruitが北スーダンの女性歌手Alsarahとガッツリ組んだ一枚。up to dateなベース・ミュージックと民族音楽の優れたハイブリッド盤。

Khartoum خرطوم

Khartoum خرطوم

  • デブルート & Alsarah
  • ワールド
  • ¥250


I'm Coming (Avec Avec Remix) / Pa's Lam System
2014年のネットレーベル周辺におけるアンセム。本当のアンセムは自分一人で聴くよりも現場で聴く機会が圧倒的に多いと思うのだけれど、これはまさにそれ。


HAPPY / Pharrell Williams
これに関しては鈴木妄想さんのこちらのブログエントリが素晴らしいので参照のこと。


星屑のパイプライン / ジャンクフジヤマ
ヤマタツフォロワー云々は抜きにして、歌唱から演奏から文句の無い一曲。もっとクラブでスピンされても良いと思うのだけれど。知らないだけで、意外とかかってるのかな?

星屑のパイプライン

星屑のパイプライン

  • ジャンク フジヤマ
  • アニメ
  • ¥250


あの青と青と青 / パスピエ
東京藝大とメーザー・ハウスというバックグラウンドながら技巧的になりすぎずキャッチーさを併せ持つパスピエ。アルバム「幕の内ISM」も全体的に良かったけれども特に聴いたのはコレ。

あの青と青と青

あの青と青と青


Galactica Magnum / fetic
宇多田ヒカルのいとことか出元不明の情報が流れているエレクトロニカアーティストfeticのアルバム「META CUT」より。もうちょっと音圧が強ければなお良し。この曲と次曲Escalationが良かったのでmixを録った次第。


The Boss (Dimitri From Paris Remix) / Diana Ross
Lost Decade 6でオカダダがプレイしていてエモさ極まった一曲。この曲を収録したディミトリ・フロム・パリの「IN THE HOUSE OF DISCO」、iTunes版だとディスコとハウスの各1時間ミックスに加えてそれぞれのセパレートトラックが37曲(Chic「Le Freak」やSkream feat. Sam Frank「Rollercoaster」などのアンセムのディミトリremixを多数含む)付いて1200円というちょっと意味の分からない値付けになっているのでDJ各位はチェックされたし。