読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2015年 割とよく聴いたもの

音楽
タイトルは誤植じゃないです。(約1年ぶり2度目)
2014年のはこちらで。
 
--- 
■良く聴いたアルバム
 
New Eyes / Clean Bandit
作業用BGMで無限ループさせてたので一番良く聴いた。「ケンブリッジ大学で出会い、弦楽器をフィーチャー〜」と聞いてBondとか2CELLOSとかあそこらへんのクラシカルクロスオーバー勢を思い起こしたけど、その期待は良い意味で裏切られた。UKブレイクス系の音作りで、結構低音も効いていてダンスミュージックファンも納得という出来。
 
 
Yellow Tape 3 / KOHH
世界的ヒットの「It G Ma」や数々のビートジャック、後半の国内ラッパーとのフィーチャリング仕事など、曲数が多いだけでなく聴きどころも非常に多い1枚。国内外の壁を取っ払ってしまう自由さが気持ち良い。
 
 
 
---
■良く聴いた曲
 
For Free? (Interlude) / Kendrick Lamar
to pimp a butterfly全編だと重く感じてしまうものの、この曲は単品で良く聴いた。
 
 
Sunday Candy / Donnie Trumpet & the Social Experiment
Chance the Rapperが所属するthe Social Experimentの多幸感に満ち満ちた一曲。フロウから途中のjukeみたいなパートからコーラスから全部素晴らしい。
 
 
Heaven Only Knows (Ft. Chance The Rapper, Lido & Eryn Allen Kane) / Towkio
で、同じくChance the Rapperのシカゴ人脈つながりでTowkioのmixtapeから。Lido節が炸裂したフューチャーベースながら、bpm早めでドラムンベース〜nightcoreまで視野に入っていて格好いい。昨年のケンドリック×Fly-LoのNever Catch Meとテーマがちょっと被ってしまったのが勿体無いけど、それを差っ引いてもあまりある名曲。mixtapeはいまだにフリーDL可能。(「.wav theory」という名前の割にmp3配信で192kbpsというのがツラい、、、)
 
 
Nite Wine Ft. Mark Johns / Y2K
nightcoreでもう1曲。Y2Kが自身のWhite Wineという曲をnightcore化した曲。nightcoreの発祥に関してはこちらが詳しいのだけれど、近年のベースミュージックムーブメント後に人気が再燃。最近は「nitecore」とか「NXC」などのタグがつけられる形で進化しており、フューチャーベースの高速化や、ハッピーハードコア再評価などと結びついて現在進行形で盛り上がっている。
 
 
Whistle (Wiwek Remix) / Katy Tiz
Diploの懐刀ことWiwekのリミックス。Jungle Terrorムーブメントを牽引する同氏の楽曲の中でもこの曲が一番グッと来た。これもnightcore人気再燃と近い文脈だと思われるがやはり高速ベースミュージックなのが最高。
 
 
あったらいいなJAPAN(Masayoshi Iimori From TREKKIE TRAX Mix) / ナマコプリ
音ゲーMAD制作のバックグラウンドを持ち、一方でリズムの訛りを鮮やかに取り入れていくMasayoshi Iimoriのリミックス。ジャンル名「Kawaii Kuduro Core」がヤバい。
 
 
Slim Trak / DJ Paypal
Twitter上のやりとりから爆乳三国志を知り、サンプリングしてリリースしてしまったDJ Paypalの名曲。単純にトライバル系のjukeとしてかっこいい。
 
 
Suga Suga (Point Point remix) / Baby Bash
チカーノラップの雄、Baby Bashのヒット曲をフランスのユニットPoint Pointがchill trap風にリミックスしたもの。倍テンポパートや生音の使い方が上手い。Suga Sugaは2015年にハウス風のカバーもされている。
 
 
Awake (Ametsub remix) / Tycho
キラキラエレクトロニカとjukeの折衷感がいい塩梅。
 
 
STAKEHOLDER / tofubeats
PV年間ベストのうちの1つ。「揺らぐほど〜」からのパートの映像と音の同期/非同期の具合は何度見てもゾクゾクする。
 
 
Cold Stares ft. Chance The Rapper + The O’My's / Nosaj Thing
もう1つのベストPVにしてベストメディアアート。動画の公開後一昼夜で多分50回くらい見た。身体のグリッチ感やカメラの切り替え、2テイクの切り替えなど仕組みが分かっていてもやっぱり唸ってしまう。 
 
 
ないものねだりのI Want You / 安藤裕子
ないものねだりのI Want You

ないものねだりのI Want You

松本隆トリビュートから、C-C-Bのカバー。当時はラップとして消化しきれてなかったヴァースを安藤裕子の歌唱法で補っていてかっこいい。

 
 
光あれ / 冨田ラボ feat. Emi Meyer
光あれ

光あれ

坂本真綾トリビュートから。菅野よう子の原曲を冨田ラボがアレンジということで益々コードどうなってるの感。3拍子+5拍子のパートなどはより軽やかに。

 
 
Crazy In Love (2014 Remix) / Beyoncé
Crazy In Love

Crazy In Love

  • Beyoncé
  • サウンドトラック

 映画「Fifty Shades of Grey」向けに再録されたビヨンセのヒット曲。アレンジ1つでここまで変わるかと感心。プロデュースはビヨンセの近作や、Run the Jewels、FKA twigsなどを担当しているBoots。

 
 
Breathing Underwater / Hiatus Kaiyote
JTNC文脈で一気に有名になったような。リズムの訛りとシンセリフ一発でもう最高という感じ。
 
 
Never Forget You / Zara Larsson, MNEK
若干21歳にしてシンガーソングライター&トラックメーカーまでこなす完璧超人MNEKのスウェーデン出身の歌姫Zara Larssonをフィーチャーした一曲。Beats1で聴きまくった。
 
 
Tong Poo / 矢野顕子(Prod. by Seiho)
矢野顕子女史の声といい、Seihoのジャージークラブにもdowntempoにも寄り過ぎないトラックといい文句のつけようのない一曲。数多ある東風アレンジで一番好き。
 
 
B Who I Want 2 B feat. HATSUNE MIKU / 安室奈美恵
PC MUSICのSOPHIEプロデュースの割に盛り上がり切ってるのは安室サイドのディレクションなのだろうか。Mitchie Mの調教度合いに普通に驚いた。
 
 
I Really Like You / Carly Rae Jepsen
4コードの循環、サビは中1レベルの英単語だけなのに、それでいて耳に残る。こういう曲がたまに出てくるからポップスは聴いてて飽きない。
 
 
長く短い祭 / 椎名林檎
2015年年初に出たSMAP提供曲「華麗なる逆襲」と同様に編曲に村田陽一を迎えたアレンジの効いた一曲。安直にディスコ歌謡するのではなく、徐々に後半に向けて4つ打ちになる感じが良い。
 
 
椎名林檎つながりでもう一曲。2014年リリースだけど聴きまくった。小林武史アレンジで完全に往年のミスチルがフラッシュバックされる。
 
 
Running Behind / HOLYCHILD
Apple WatchのCMソング。HOLYCHILDもそうだけれど、2015年はベースミュージック通過後と思われる、明らかにtrapやjukeなどの影響を受けたボーカル入りのインディポップが結構みられた。
 
 
CMソングでもう一曲。東方ソングに似てるとの指摘もなされていて作曲者に関しては調べてみたけど、結局誰なのか分からなかった。
 
 
Watch Me / banvox
これもCMつながり。Summerとの繋がりを意識した曲でありつつ、ちゃんとトレンドを取り入れていて鮮やか。CMソングで初めてbed squeak(キコキコ音)をお茶の間に鳴らしたのではないか。
 
 
Pon De Beach(M@STER VERSION) / 我那覇響
WOW WAR TONIGHT」以来のJ-POPにおけるドラムン歌謡の名曲。際立ったベースラインや中盤のアーメンブレイクなどドラムンリスナーへの目配せもありつつ、コール&レスポンスや各所の小技アレンジなどアイドル歌謡としても抜群の出来。
 
 
綿めぐみ / 災難だわ
平成生まれのクリエイターチームTokyo Recordings所属の脱力系シンガー。これも2014年リリースとのことだったが、2015年結構聴いた。
 
 
LUV PANDEMIC / TOWA TEI
アルバム「CUTE」は年の後半に聴いたので、あまり聴き込めていないものの、久々にクリティカルヒットした。細野晴臣のワンポイント使いなど贅沢なゲスト起用が全部適材適所でハマっている。売り文句にもあったけど、完全にグループサウンズ昭和歌謡でついついサビを口ずさんでしまう。
 
 
Dumb Dumb / Red Velvet 
2015年のKポップはレッベル一択。ネタ元がDisclosureあたりに寄っていくものが多い中、色々試行錯誤していてアルバム全体でも良かった。
 
 
 
Butter Sugar Cream (feat. tsvaci)
初めて聴いたのは2014年のチャネルのイベントだったと記憶しているが、完全にサビを覚えていてやっぱしメロディメーカーとしてもすごいなあと唸った記憶。
 
 
Dance On Me / GoldLink
ダンスミュージックのアーティストは多かれ少なかれ、どれだけトレンドと距離を保つかというのが至上命題になるはずだけど、これは絶妙だった。ジャージークラブ通過後のボルチモア感が良い。
 
 
Weight In Gold / Gallant
この曲を聴いてネオソウルブームを理解したような。
---
 
2016年のやつは早めにやるつもり。

Twitterの検索結果をRSSで取得するメモ

私的メモ。ご自由に使ってもらって問題ないですが、自己責任でお願いします。ノンプログラマーやコードをいちいち書くのが面倒な人向け。 

 

ちなみに自分はこのやり方でsoundcloudをdigってます。「日本語かつ5fav or 5RT以上の”soundcloud”を含む投稿」でRSSに流し込むと大体週700件くらいなので、20〜30分くらいかけて週一ザクっとdigると。(昔はremime.meやらcrowsnestやら便利サービスがあったのですが、最近めっきり見ないし、Nuzzelは微妙なのでこのやり方でやってます、、、) 

 

---------------------

事前に用意するもの:Twitterアカウント、Googleアカウント(どちらも捨てアカでOK)

 

 

1. Twitterにログインした状態で、こちらから「ウイジェットの作成と管理画面」へ

 

 

2. 「ウイジェットの作成と管理画面」で画面右上の「新規作成」ボタンを押し、ウィジェットの作成画面へ。

 

 

3. ウィジェットの作成画面内で、「検索」タブを押し「検索クエリ」の箇所に検索条件を記入。こんな画面のはず。

検索条件はこちらを参照。検索結果のプレビューは同画面内に表示されるのでここを見ながらクエリを調整。
 
※ここを工夫すると、簡易クローラーとして利用可能。
---------
例)soundcloudのリンクを含んでいる日本語の投稿を取得する場合
  →【 soundcloud.com lang:ja 】
 
例)日本語かつ5fav or 5RT以上の”soundcloud”を含む投稿を取得する場合
  →【 min_faves:5 OR min_retweets:5 soundcloud lang:ja 】
---------
 
 
4.「ウィジェットを作成」ボタンを押してウィジェットをつくる。
ウィジェット編集画面のURL「https://twitter.com/settings/widgets/1234/edit」の1234の部分がウィジェットのIDなので、控える。(実際はそこそこ長い数字の文字列)
 
 
5. こちらのページに遷移。ページ内「1.Open the Twitter RSS Script〜」のリンク先のGoogle Scriptに更に遷移。
 
 
6. Google Script内で「Run(実行)」タブ内の「Twitter_RSS」をクリック。すると色々表示が出るので下記の通り対応。
 
「Authorization required(承認が必要です)」→Continue(続行)
「Copy of Twitter RSS Generator by ctrlq.org would like to:」→Allow(許可)
 
 
7. 同じくGoogle Script内で「Publish(公開)」タブ内の「Deplay as web app(ウェブアプリケーションとして導入)」で一番下の「Who has access to the app:(アプリケーションにアクセスできるユーザー)」を「Anyone, even anoymous(全員(匿名ユーザーも含む))」を選択して導入
→URLが生成されるのでメモ。「https://script.google.com/macros/s/abcd/exec」みたいなURLになる (abcdのところがもうちょい長い文字列)
 
 
8. 7でメモしたURLに4で控えたウィジェットのIDを追記してURL先に遷移
 
 
9. RSSを吐き出しているので、あとは煮るなり焼くなり
 
 
※あまりたくさんRSSに流し込むと本文が表示されないなどの謎の不具合が発生したので、そこのところは要注意。

2014年割とよく聴いた曲

音楽

タイトルは誤植じゃないです。

今年(2015年)の年初に書き途中で、2月〜3月あたりには8〜9割書けてたものの、放置していたら1年経ってしまった、、、ということで供養も兼ねて。


もぐらたたきのような人 / 町あかり
2013年からブレイクしていたみたいだけれど、不勉強ながらhsgnさんのvimeo経由で認知。昭和歌謡と言われるとやや疑問符が付くものの、そこがまた味があって良い。tofubeatsと組んで往年の筒美京平のようなディスコ歌謡を作って欲しいところ。


Mogura Tataki No You Na Hito - Machi Akari Official Music Video (もぐらたたきのような人PV 町あかり) from Jason Ho on Vimeo.


Space Ox〜Peking Duck (Eye Edit)〜Miss You Jack/18 Triads / David Kanaga
これも2013年から火が付いていたようだが、2014年に聴きまくった。OPNの主催するSoftwareレーベルからのリリースでインディゲーム「DYAD」のサントラというものの、内容はSeapunk中心のダンス〜エレクトロニカといったところか。絶対適当に弾いただろうというヨレヨレのシンセリフが間断なく降ってきて最高。このアルバムは曲間の切れ目がないのだが、この3曲は1ファイルにわざわざまとめて聴きまくった。PVは点滅注意。


Never Catch Me ft. Kendrick Lamar / Flying Lotus
Hiro Muraiの手がけたPVは年間ベストかも。juke/footworkパートでリンディホップを踊りだすところは何回見てもゾクゾクする。音源に関しては、毎回ピンと来ていないアルバムは今回も同様。JTNCブームもイマイチピンと来ない。(これはDisでも何でもなく、ロックリスナーがジャズを「再発見」して盛り上がっているように個人的には思える)ライブは格好いいのに、というかもっとラップしてほしい。


Somos Sur (feat Shadia Mansour) / Ana Tijoux
チリ人歌手・ラッパーのAna Tijouxのアルバムより。アルバム単位でも結構聴いたような気がするが、特に耳に残っているのはコレ。ヴァースからフック前の倍テンパート、更にフックのオリエンタルな響きが格好良く、ジプシー系の音源と混ぜても合いそう。


そして寝る間もなくソリチュード / Tomato’n Pine
agehaspringsやジェーン・スー女史は以前から知っていたものの、積ん読ならぬ、積ん聴状態だったトマパイ、2周遅れくらいで2014年年明けに聴いたらぶっ飛び、特に聴いたのがコレ。テクノポップ風味〜ギターポップ〜メタルへの歌詞も含めた移行が素晴らしい。勝手に自分が呼ぶところの「サイバービアンポップ」、つまり電脳郊外のサバービアンポップというところでの屈指の名曲。

そして寝る間もなくソリチュード (SNS)

そして寝る間もなくソリチュード (SNS)

  • Tomato n' Pine
  • J-Pop
  • ¥250


ぴくしぶおんど / 虹のコンキスタドール
Twitterより転載)打ち込み全開の和風テイストと8bitアレンジが利いたドラムン歌謡。とにかくベースラインの動きが気持ち良い。また、ポストヒャダイン的とも言うべき目まぐるしく変化するアレンジの中には小技が映えまくっていて、特に2番の和太鼓〜ガバキック〜フューチャーベースの転換は見事。プロデュースの三毛猫ホームレスのバックグラウンドが楽曲に良く表れていて既存のアイドルポップスとは一線を画しているのではないかと。


森高千里 / 夜の煙突
たまたま御茶ノ水のジャニス店内で聴いて、あまりにリフが耳に残りすぎて気になって調べたら、森高ファンには基礎教養とも言えるような名曲だったと知る。カーネーションの直枝政太郎氏が手がけた、全文でも1ツイートに納まる歌詞。およびABを行ったり来たりするミニマルな構造でもここまで盛り上がれるのがロックンロールの本来の良さなのではないか。森高千里公式チャンネルで公開されている98年ライブ版が最高。


tofubeats / candyland ft. LIZ
おそらく世界中の同世代で2000人くらいがやろうと思っていたSEB系のユーロビート×ベースミュージックを、素晴らしいクオリティで仕上げた一曲。


ちゅうとはんぱはやめて(tomggg remix) / 禁断の多数決
何を聴いても似た音源がなっていて、かつ何れもが違っておりキラキラしてグルーヴしているという点で、2014年のtomgggは往年のレイ・ハラカミを意識させるものがあった。jersey clubを意識しつつも微妙にずらした拍打ち、2番のヴァースのhiphop系トラックメイカーには真似しがたいアレンジなど、ポップスとしてのクオリティが際立つ1曲。


Used 2 Want U / Grumby
結局半年くらいsoundcloudに張り付いていて分かったのは、jukeでもdowntempoでもjersey clubでも何でもあまりにジャンルを意識した楽曲だと曲単位ではほとんど印象に残らないということであった。


Mars (94-14) / テイ・トウワ
本人によるセルフカバー。2stepだった原曲の歯切れの良さは残しつつ、downtempoを意識したハーフテンポアレンジとなっている。(というか視聴ないのが勿体無い…)


Chimes (Gammer Re-Edit) / Hudson Mohawke
2013年のあきねっと、2014年の東京、そしてHHR(Happy Hard Rave)で完全にハピコア熱が戻ってきて、トドメとなったのがWeekend Ravers V.8であった。GammerはWeekend Raversの告知か何かで認知したが、彼のYouTubeでのmixを見るなり素晴らしいタンテ裁きに魅了され、その後一週間は色々な彼のmixを聴き漁ったと記憶している。で、そんな彼がハドソン・モホークのChimes(というよりAppleのコマソンと記した方が分かりやすいか)をremixしたのがこれ。

Chimes (Gammer Re-Edit)

Chimes (Gammer Re-Edit)


Khartoum خرطوم / Débruit & Alsarah
フランスのトラックメイカーDebruitが北スーダンの女性歌手Alsarahとガッツリ組んだ一枚。up to dateなベース・ミュージックと民族音楽の優れたハイブリッド盤。

Khartoum خرطوم

Khartoum خرطوم

  • デブルート & Alsarah
  • ワールド
  • ¥250


I'm Coming (Avec Avec Remix) / Pa's Lam System
2014年のネットレーベル周辺におけるアンセム。本当のアンセムは自分一人で聴くよりも現場で聴く機会が圧倒的に多いと思うのだけれど、これはまさにそれ。


HAPPY / Pharrell Williams
これに関しては鈴木妄想さんのこちらのブログエントリが素晴らしいので参照のこと。


星屑のパイプライン / ジャンクフジヤマ
ヤマタツフォロワー云々は抜きにして、歌唱から演奏から文句の無い一曲。もっとクラブでスピンされても良いと思うのだけれど。知らないだけで、意外とかかってるのかな?

星屑のパイプライン

星屑のパイプライン

  • ジャンク フジヤマ
  • アニメ
  • ¥250


あの青と青と青 / パスピエ
東京藝大とメーザー・ハウスというバックグラウンドながら技巧的になりすぎずキャッチーさを併せ持つパスピエ。アルバム「幕の内ISM」も全体的に良かったけれども特に聴いたのはコレ。

あの青と青と青

あの青と青と青


Galactica Magnum / fetic
宇多田ヒカルのいとことか出元不明の情報が流れているエレクトロニカアーティストfeticのアルバム「META CUT」より。もうちょっと音圧が強ければなお良し。この曲と次曲Escalationが良かったのでmixを録った次第。


The Boss (Dimitri From Paris Remix) / Diana Ross
Lost Decade 6でオカダダがプレイしていてエモさ極まった一曲。この曲を収録したディミトリ・フロム・パリの「IN THE HOUSE OF DISCO」、iTunes版だとディスコとハウスの各1時間ミックスに加えてそれぞれのセパレートトラックが37曲(Chic「Le Freak」やSkream feat. Sam Frank「Rollercoaster」などのアンセムのディミトリremixを多数含む)付いて1200円というちょっと意味の分からない値付けになっているのでDJ各位はチェックされたし。

2014年割とよく聴いたアルバム

あけましておめでとうございます。

 

 毎年恒例ということで、1年間のうち割とよく聴いたアルバムを挙げた。(ちなみに昨年のものはこちら)聴取環境が音楽配信に次いでストリーミングがガンガン入ってきており、今年後半は特にsoundcloudと某サブスクリプション制サービスを垂れ流しだったけれども、大きくは変化が無いような気がした。

 

ビバナミダ(スペース☆ダンディ盤) / 岡村靖幸

     2013年発売のオリジナル盤に加え、新たに2曲のセルフカバーを追加した新装盤。表題曲は西寺郷太氏が制作に加わってる分、(Micheal Jackson”Bille Jean”を引き合いに出すまでもなく)間奏で聴かせる、J-POPとは異質な楽曲構成が素晴らしい。TVサイズと全然違って聞こえるのでテレビでしか聴いていない方は一聴されたし。加えてカップリング曲の中でも推すべきはMEG(当時meg名義)に提供したスキャンティブルースのセルフカバー。原曲がテクノナンバーであったのに対し、こちらはメランコリックなディープハウス風味となっている。SPANK HAPPY「アンニュイ・エレクトリーク」、藤井隆「わたしの青い空」等に並ぶ優れたJ-Houseの名曲。

スキャンティブルース

スキャンティブルース

 


Computer Entertainment System / SERVICE AREA

     アルバム単位では多分これが一番聴いた。去年以降目立ってきた海外でのDJ PaypalTrippy Turtleなどの覆面アーティスト文化に呼応する形で、日本でもBlu-ra¥Content ID マンション©ool Japandj vdidvsなどなどが登場しているが、個人的に一番刺さったのはコレ。というか初代PS起動音や、Tei Towa”Funkin’ for Jamaica(Pianopella)”にWindowsの効果音を乗せるなどのネタ使いが世代的に完全にツボに入った。(だいたい正体は見当ついてるんですけどね)ユーミンのネタ使いセンスも見事だし、久保田利伸「Time Showerに射たれて…」や1986オメガトライブ「君は1000%」のjuked outしたリミックスなどはTraxmanなどを想起させる。J-POPとベースミュージックのハイブリッドで最も優れていると思うものの1つ。

 


UNBORN / 服部峻

 1988年生まれにして、美学校音楽コース1期生という経歴からしてアンファンテリブル感全開な服部峻の1st。美学校音楽コースの講義録で、後にテキストとなる『憂鬱と官能を教えた学校』よろしく、ポリリズムや転調・転スケールの多用がみられるもののポップさは失われておらず、竹村延和レイ・ハラカミを彷彿とさせる素晴らしい出来。


Takashi Hattori - 1st Album - UNBORN - YouTube



Skrillex / Recess

 のっけから「All Is Fair In Love And Brostep」なんて挑発的なタイトルでもってSkrillexフォロワーのZomboyを堂々パクり秩序のないEDMシーンにドロップキック、かと思いきや聴き進めていくうちに、グリッチホップありドラムンベースありスピードガラージあり、実はシブいアルバムだったと判明するという盤。(だからPitchforkはじめ海外メディアでは黙殺されてしまったのだろうか。ダンスアルバムとしてはバランスがかなり良いのではないかと思うのだけれど)特筆すべきは共に世界のダンスミュージック界をリードするDiplo(このアルバムのリリース後、2人はJack Uとしてのユニット活動を本格化させる)との共作「Dirty Vibe」で、この曲ではBIGBANGのG-DRAGONと2NE1のCLをフィーチャーしている。

 ちなみに、G-DRAGONとCLの所属するYGエンタは世界一再生され(挙句の果てにはYouTubeの再生数カウンタまでぶっ壊し)たPSYなども所属しており、また2014年にはLVMHグループからの投資誘致を行っている。また、LVMHはシンガポールのマリーナベイサンズ内のEDMクラブ、kudetaを買収していたりとここらへんでEDMシンジケートが形成されつつある模様。


Skrillex - Dirty Vibe with Diplo, CL, & G-Dragon ...

 


戦前と戦後 / 菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラー

 前三作において南米〜中米〜北米とコンセプトを北上させ続けていた同グループ、「次はソ連か近代ロシアかな〜」とか思って蓋を開けてみると、中身は戦前=戦後日本の「うた」を主軸としながらも様々な場所・時代の音楽にアクセスし、そこに通底するエッセンスを鮮やかに提示するものだった。(それはアルバムの最後を飾るたゞひとゝきメドレーに顕著に表れている。)
 10年ほど前に菊地氏が「スパンクスの後には豊洲に移住して、AORや大人のブラックミュージックがやりたい」(うろ覚え)と発言していたことを事あるごとに思い出す。多少フォームは変わってしまったものの、(そして菊地氏はまだ新宿周辺在住のようだが)歌モノ中心のアルバムがこうして実現されたことが喜ばしい。 

たゞひとゝき

たゞひとゝき

  


Mixatac la collection / VA

 2014年に知った中ではコスパNo.1アルバム(と思ってたら夏にとんでもないのが出ていた。詳細は次エントリにて)だと思っていて、作業中とかに流し聴きしていた。マルセイユで毎年行われるワールドミュージック、ヒップホップ寄りのダンスフェスMarsatac(2014年はTigaQuantic、Acid Arabなどが出演、と書けば何となく雰囲気は伝わるだろうか)のスタッフと、マルセイユ在住のアーティストからなるMixatacが各地のミュージシャンとコラボして作ったアルバムの総集編。マリのバマコ、モロッコのエッサウィラレバノンのベイルートと全く異なる3カ所の音像が収録され、楽しめる。3枚組全26曲でiTunesだと2300円となっており経済的。ワールドミュージックDJには特にオススメの一枚。


Mix Atac Bamako #1 - YouTube

 

次回はお決まりの楽曲編いきます。

 

各々ステート・オブ・マイ・マインド

音楽 イベント ワールドミュージック ヒップホップ

もう半年近くも前になるのだけれど、音楽評論家の関口義人さんがホストとなって継続的に催されている新・音樂夜噺というイベントに行ってきた。

 

というのも、その回のお題が「ヒップホップ・ゴーズ・トゥ・ザ・ワールド」というもので、イベントページにはラップフランセ(フランス語ラップのこと。念のため)を中心に扱う云々の記述があり、TTCやhocus pocusなどが好きな自分としては「ラップフランセの話が聞ける」と揚々と向かったものの、その期待はいい意味で裏切られた。

 

ちなみに、論者の関口義人さんの著書ヒップホップ!: 黒い断層と21世紀』は発売日に即買いしたものの、あまりに分量がマッシブであったため、時折レファレンスに用いるほどであまり読めていなかった。今回はそこを補うのも目的であった。

 

一方の聞き手の陣野俊史さんはまさしくイベントの数日前に『サッカーと人種差別』という新刊を上梓されたということで移民に関する話も色々と聞けた。(ちなみに陣野さんはジャック・アタリの『ノイズ』の解説やダフトパンク本の翻訳も手がけていると後に知り驚く)

 

ということで下記簡単なメモを記す。文中Sは関口さん、Jは陣野さん。

---------------

新・音楽夜噺 第89夜「ヒップホップ・ゴーズ・トゥ・ザ・ワールド」

 

S: 私は旅行の度にラップのCDを買っていた。原(雅明)さんと(四谷)いーぐるで話したときは「ヒップホップ!」の1, 8章を膨らませるべきだと言われた。


J: 今回のテーマは「移民」。

《 Abd al Malik / Gibraltar 》フランス:ジャジーヒップホップだけどアップテンポでカッコいい。


Abd Al Malik - Gibraltar - YouTube

S: ジブラルタルというテーマ、政治性を持った場所。
J: ラマダンの時に彼に歌詞についてインタビューしたことがある。バックグラウンドはコンゴ系の移民で、ストラスブール育ち。
S: バンリュー(筆者注:フランス語で「郊外」の意)とは異なる言葉の取り方があり、サウンドに格好良さがある。


《 HK / On lache rien 》フランス:どちらかというとMC付きのプロテストソング的な響きか?


HK & Les Saltimbanks "On lâche rien" (Japanese subtitles) - YouTube

J: 北部の工業地帯、リール出身の4人組の別動隊。この時の大領領選のメランション候補の曲。
S: ラップっぽくはないけれども精神はラップ。

M.I.A. / Double Bubble Trouble 》イギリス:新譜はチェックしてなかったけど、これは流石のMIA女史。レゲエ〜Trap〜クドゥロまでシームレスにつなぐ曲。それもその筈、プロデュースはMad DecentのPartysquadですと。


M.I.A. - Double Bubble Trouble at Glastonbury 2014 - YouTube

S: ロンドン郊外→スリランカのタミル移住→ロンドンに難民として戻る。そこで有名DJと出会う。ヒップホップをあまりレベルミュージックとして捉えていない。地方行政とか近隣の地域と戦っている。移民コミュニティの言葉で、ローカルな地域のシリアスな問題を描いている。

J: 自分がヒップホップに関心を持ったきっかけはマチュー・カソヴィッツの「憎しみ」。この映画に触発されたコンピを聴いてから。あとラッパーは境遇がサッカー選手に似ている。アーセナルのユースをクビになってラッパーになったのが次のSefyu。

《 Sefyu / Turbo 》フランス:音節の発音がすごいことになってるラップフランセ。


SEFYU - Turbo (Clip Officiel) - YouTube

J: 歌詞は大したことがないけれど、オノマトペがすごい。両親が反対しているので、キャップを斜めに被って顔を見えにくくしている(笑)。

《 Marxman / Sad Affair 》アイルランドIRA暫定派との和平の直前の93年リリース。


Marxman-Sad Affair (Video) - YouTube

S: アイルランドのヒップホップの火付け役、ドーナル・ラーニー(筆者注:アイルランドの音楽家)の息子が所属している。U2がロックで成し遂げたことをヒップホップでやった。ヒップホップで成功する、音楽家の大物の2代目が世界中にいる。

《 B.U.G Mafia / Strazile 》ルーマニア:2005年リリース。タイトルはStreetの意。


B.U.G. Mafia - Strazile (feat. Mario) (Videoclip) - YouTube

S: ブルガリアアンダーグラウンド・マフィアの略称。チャウシェスクからお金が流れていたマフィアのメンバーで結成。94年のバルカン半島のオールナイトのクラブに行ったとき、圧倒的にヒップホップが人気だった。メンバーは一時政府に追いかけられていた。移民というより、社会の暗部を映し出している。他のギャングをdisったりして、USギャングスタラップの模倣を行っている。

《 Qusai / Any Given Day 》サウジアラビア・中東圏:モロッコの歌手モナ・アマルシャとアブデルファタ・グリニをフィーチャーした曲。


Qusai feat Mona Amarsha & Abdelfattah Grini - Any Given Day - YouTube

S: アラブ界のヒップホップで有名。主にプロデューサーを担当。1978年でリヤド生まれ。衛星放送でUS文化に直接触れる。今はドバイ・レバノンが中心。王家出身で利害関係などがあるため、サウジ出身と言い出しにくい。

《 DJ Lethal Skillz 》レバノン:Qusaiらと色々コラボしている模様。ターンテーブリスト


Dj Lethal Skillz - Downtown Beirut Scratch - YouTube

S: レバノンのベイルートシーンで有名だった。90年代後半に成功した。

《 Miri Ben Ali 》イスラエルWikipediaを見るとウイントン・マルサリスリスペクトだったり、モータウンからリリースしたりとバックグラウンドの多様性が伺える。


The original Hip Hop Violinist - Miri Ben-Ari - YouTube

S: イスラエル出身で周辺のヒップホップのシーンに重用される。Jay-Zがフックアップして2003〜4年のNYシーンで活躍。カニエやNASの楽曲に客演。メンタリティがヒップホップ。

《 Kid Frost / La Raza 》:ローライダーヤバい。


Kid Frost - La Raza - YouTube

S: イーストLAのチカーノラップで、ICE-Tと並んで有名なラッパー。ラップは元々ジャマイカのサウンドシステム発で、DJクールハークなどに代表されている、移民文化。チカーノラップは東(NY)〜西(ギャングスタ)〜南(ダーティサウス)と来て、第四の地域として出てきた。
また、日本国内だと、愛知にチカーノ文化のコミュニティが入っている。シャコタン文化とか。

《 Chico Science / Cicade 》ブラジル:渋谷系に影響を与えたとか。ここら辺も全然チェックできてない。


A Cidade (Clipe) - Chico Science & Nação Zumbi - YouTube

S: マンギビートの旗手で、97年に亡くなってしまった。JBやグランドマスターフラッシュなどに影響を受けている。

《 Marcelo D2 / Voce Diz Que O Amor Nao Doi 》ブラジル:今年のPVで、若く見えるけど1967年生まれの御年46歳、日本のヒップホップ第一世代くらいの年齢だそう。


Marcelo D2 "Você Diz Que O Amor Não Dói" (Videoclipe Oficial) - YouTube

S: PLANET HEMPのボーカルで、ビースティ・ボーイズのプロデューサーが目を付け、USでヒットした。

K’NAAN / Bang Bang 》ソマリア・カナダ:2010年W杯のコカコーラのキャンペーンソングに起用されて、AIとのコラボなどもあったので以前から知ってたけど、 最近はこんな華やかな感じになってたのね。以下の動画はMaroon 5のボーカル、アダム・レヴィーンとのコラボ曲。


K'NAAN - Bang Bang ft. Adam Levine - YouTube

S: デビュー当初はソマリア色が強かった。国連の難民支援のシンボルにもなった。

《 Sindicato Argentino del Hiphop / Donde yo estare 》アルゼンチン:トラックがいかにも南米。


Sindicato Argentino del Hip Hop - Donde yo estare [HQ video oficial] - YouTube

S: 彼ら独特のリズムを4つ打ち化。アルゼンチンはシーンはあるものの、南米の中でもヒップホップが弱い。

《 Drunken Tiger 》韓国:Vice×Intelの「Creator's Project」の一環のPVの模様。Drunken Tigerは現在はラッパー兼プロデューサーのTiger JKのソロプロジェクトで、この曲は彼の奥さんのTasha Reid (aka Yoon Mirae)をフィーチャーしている。


Drunken Tiger 'Get It In' - YouTube

S: LA育ちの帰国子女。

で続いてはShing02。彼はお父さんの仕事の都合でタンザニアダルエスサラームからロンドン、日本と移住している。

Shing02 / 湾曲 》:歪曲はあまり聴き込んでないなー。ドラムは現在相対性理論などで活躍されてる山口元輝氏。この曲はEmi Mayerをフィーチャー。


Shing02 「湾曲」 (Wankyoku) - YouTube


S:中国のヒップホップシーンではロック、ミクスチャー系が人気。台湾とか沿海州で盛り上がっている。

---------------

若干つまみ食い的になってしまった感はあるが、世界各地のラップ表現やヒップホップ受容の違いなどを見ることが出来たので非常に面白かった。普段の情報環境では入ってこない、単語や文化圏に触れられる謂わば「未知の検索クエリを知ることの出来る」イベントは有意義だと思うので、これからも参加していきたい次第。

 

このイベントでは他にも選曲リストがあったので、またの機会にまとめてupしてみようかと思います。

Pinterestはじめました

雑記

はてダから乗り換え。

noteとかMediumとかSvbtleとか色々あるのは承知で、思うところありはてブロに移した次第。

 

何はともあれ、引き続き宜しくお願いします。